2015年08月

2015年08月01日

25年目の夏

20150801_071511やっと終わりました。
午前6時前には家を出て
お墓の掃除をひとりでやりました。
汗びっしょり!
でも、きれいになって気分もすっきり。




BlogPaint中央の自然石のお墓には
私の祖父、祖母、そして
二人の長男であるわたしの伯父のお骨が
入っています。

今年は、その伯父の25回忌。
伯父は長男なので、当然跡継ぎですが
祖父が想定外に早く亡くなってしまい、
無理やり北海道から家族を連れて、愛媛に連れ戻されました。

祖母は、長男が大大好きで、絶対彼に家督を譲りたい、と
他の兄弟に、財産はすべて長男のものになる旨の同意書に判を押させ
それを条件に帰るよう、命じたのです。

長男は温厚な人柄でしたが、ちょっと頼りないところもありました。
今から25年前の8月、
わたしの母が本家に用があり、リビングルームを覗いたら、
伯父がソファに座ったまま、ぐったり、というか、
明らかに死んでいた!
暑い夏ですから、死後何日かたっていて、肌の色も変わっていたそうな。
そぐそばには、伯母がいるのに、
伯母は痴呆が一気に進んだのか、自分の夫の死を認識できず、
伯父をまたいで、「これ、邪魔なのよ。」と言ったそうです。

伯父には、3人の子供がいました。
男1人、女2人です。
女(私の従姉妹)は、それぞれお嫁に行って、籍が離れました。
長男は、当然、跡継ぎですから、財産は彼のものです。
彼は私が幼い頃、夏休みにこちらに帰ってきて、よく遊んでくれました。
ハンサムでやさしくて、大好きなおにいちゃんでした。

大学は医学部に進み、将来を嘱望されていた逸材でした。
ところが、在学中、事件を起こしてしまったのです。
私は幼かったので、事情はよくわかりませんでしたが、
そのことで退学処分となり、彼の人生が大きく変わっていきました。

伯父が、そのような変死体で発見され、葬儀を行なったとき、
私が初めて知ったのは、その大好きだったおにいちゃん、伯父の長男は、
かなり歳の離れた女性と結婚し、養子になったそうで、苗字が変わっていました。
じゃあ、いったい誰がこの家を継ぐの?????
じゃあ、財産はどうなるの?????

喪主は、名前だけ、おにいちゃんでしたが、
実際に仕切ったのは、大阪で開業医をしている二男と、わたしの父、三男でした。

おにいちゃんには、葬儀を出すお金も、家を守っていくお金もありませんでした。
養子に入った女の人に、全部取られて、放り出されたそうです。
広大な土地、田んぼ、畑も全部人の手に渡り、
ついには、本家も壊され、今は、マンションが建っています。

二男は大阪にお墓も買い、こちらに戻ってくることはないので、
結局、三男の私の父が、遺産ももらわず、この家の墓を見ることになりました。

父が他界したので、あとはトムです。
イギーはお店が忙しく、伯父の子供たちは行方不明。
なので、わたしとトムの二人だけでお寺に行き、拝んでもらうことになったのでした。

お墓掃除は、もっと前に行くつもりでしたが、
イギーが腰が痛く、しきびを採りに行けないと言うので
じゃあ、どんぶり館で調達しよう、と見に行ったら、高~い!!
こんなに高いの?
お墓は、全部で7つあるので、14の筒にしきびを挿さないといけません。
それはあまりにお金がもったいないので、
先に掃除だけして、山に採りに行きました。

20150801_073504まだ、草が露に濡れ、
長靴を履いていかないと歩けないような
すごい場所です。

    この、こんもりした2本の木がしきびです。20150801_073525









BlogPaint
ちょっと短かったかな?
でも、新鮮でいい香りがします。






20150801_072017トムと二人だけの法事。
和尚さんは、
「えらかったね。
きょうは、こうして功徳を積んだということだよ。」
と労をねぎらってくださいました。
伯父は、喜んでくれているかなあ。

お墓に塔婆を持って行ったら、
朝供えたしきびは、もうぐったりしていました。
きょうも暑い日でした。


このあと、ニンスタに行きました。
その時の様子は、またあとで。

ichigodaifuku35 at 23:37|この記事のURLComments(0)